たも屋のうどんと戦場カメラマンの渡部さん
2017年11月17日

久しぶりにたも屋さんのうどんを食べました。母親と二人で840円です!安い、早い、美味しい!うどん県に生まれて良かった(^-^)
先日、高松市社会福祉大会に行って来ました。講演は戦場カメラマンの渡部陽一さん「命を大切に」でした。
渡部さんは二十歳の時にアフリカにピグミー族の写真を撮りに行ったところ、ルワンダ内戦に遭遇します。
そこで、血だらけの子どもたちに「助けて!」と言われて自分に何が出来る?と真剣に考え、「カメラで写真を撮ってたくさんの人に真実を知ってもらう」と戦場カメラマンになる決心をしたそうです。
25年間戦場カメラマンをして思ったことは、戦っている国は戦争を止めることが出来ない。なので第三の国が手を差しのべるのに何をしたらよいか?相手のことを知ってもらうこと。渡部さんは写真という手段をとっているのですね。
日本では教育の自由は当たり前。しかし、世界では女子の教育が禁止されている国がある、戦争の犠牲はいつも弱い子どもたち。戦争は武器を使って止めるものでなく、一本のペンと一冊の教科書と一人の先生で戦争を止められる、子どもたちの環境を変えられる。
ノーベル平和賞を受賞したパキスタンのマララさんの話を交えながら、世界の子どもと日本の子どもの架け橋になるカメラマンとしての仕事をして、子どもの笑顔を写真に残していくと力強く語ってくださいました。
渡部さんはあのゆっくりした口調で、ステージをパフォーマンスしながら歩き回り、スクリーンの写真を使ってのお話はわかりやすかったです。
そして、話の内容もさることながら、渡部陽一さんの心の美しさに感動しました。登山家の野口健さんの時も思いましたが、気持ちが真っ直ぐで言葉に嘘がないのです。ストレートに刺さってきました。やはりお役目の大きいかたは違うと実感しました。
今日は朝から昼過ぎまで五時間、コミセンで一人暮らしの高齢者の給食当番でした。いつもなら、めんどくさい(笑)なのですが、渡部さんの話の後なので有難い有難いです。
日本に生まれて日本に育ち、こういう社会福祉があり、そのお手伝いを元気にさせていただける私は幸福者です。たくさんのかたと楽しく給食を作って食べて片付けしてお話しました。有難い有難い!
給食で銀杏の皮がなかなかむけないので、何かよい方法はないか?と皆で話をしているとき私は「ビール瓶で叩く?」とタイムリー?顰蹙?なこと言って笑いを取りました(^-^;