ただ一人のために・・・

2010年09月06日

先日、内臓の病気で入院している学生時代の友達を見舞いました。
今回は内臓だが、彼女は20歳くらいのときから精神を病んでます。
調子がいいときは働いていた時期もありましたが、今は自宅療養中。

花を持って病室に行くと彼女はとっても喜んでくれました。
でも私は彼女のやつれようにビックリしてしまいました。
もともと細いのに痩せて顔まで変わってしまっています。
しかし、「あんたは相変わらず・・・やのw」
と全く痩せない私に毒舌を吐くいつもの明るい彼女でした。

精神を病んでいるといっても私の前ではいつも学生時代からの彼女です。
病気のときは変わった言動はなく本人がしんどくなりふさぎこむという感じです。
「自覚がないくらい頭がおかしくなったほうが楽やわ」
そんなことをよく口にする彼女がかわいそうでなりません。

内科の入院病棟が「天国」だと彼女は言います。
そのくらい精神科の入院病棟は扱いがひどいそうです。
具体的には書けませんが、一言で言えば罵詈雑言ですね。
病院側のかたも毎日になると時にはいた仕方ないと思いますが、
人間としての尊厳くらいは守って欲しいと思います。
(あくまでも主観ですよ。いい病院もたくさんあります)

前置きが長くなりましたが、その彼女が私の占い漫談を楽しみにしています。
来月うちに遊びに来るのですが、是非芸を見せてほしいと言います。
彼女は学生時代から私の作文を読んで涙を流したり、
社会人になってからも私の随筆に感動したといって家族に読ませたりしてくれます。
私の冗談にも笑い袋のようにいつまでも笑ってくれる人なんです。
そんな彼女が喜んだり笑ったりするのがずっと私の元気になっています。

なので、今回一人で漫談を30分するのを考えているのですが、
誰のためでもなく彼女のためにと思って考えています。
もちろんおじいちゃん、おばあちゃんに喜んでもらえるように世代は意識します。
でも一番頭に描いているのは、私の漫談を見ている彼女の笑顔です。
きっと彼女が喜んでくれたらお年寄りも喜んでくださると信じてがんばります。


世の中に溢れているラブソングや小説も案外ただ一人のために
聴かせたい読ませたいと作者が強い思いを込めて作ったものが多いですよね。
私の今回の漫談に対する思いはそれに近いかもしれません。
(断っておきますがレズではないw昔は一人の男を取り合いましたw)

この間もある活動をしている知人が、体験を話して欲しいと講演を頼まれたが
「学歴のない自分が大学の教授や偉い先生の前で話すのは気が引ける」と言います。
でもほとんどの聴講者は彼女と同じ立場の同じ悩みを持った主婦です。
「その中にあなたの話に耳を傾ける同じ悩みを持つただ一人の友達のために
自分の言葉で話したら?」と私は言いました。

大衆の心をうつのは動かすのは、時にただ一人を思いやる心だったりします。  


Posted by 阿宇羅 at 23:38お笑い