香川県出身作家の小説はスゴい!
2019年05月10日

香川県出身作家の小説を読みました。
テレ朝「相棒」の脚本家太田愛さんの「天上の葦」を妹のYOUさんの旦那さんに借りて読みました。
上下二冊を三日間で読んでしまいました。昨日は朝方4時まで謎を追ってました(^-^;ミステリーは読み出したら止まりません!朝方まで本を読んだのは高校生のとき横溝正史「獄門島」を読んで以来です(笑)
ミステリーなので詳しくは書けませんが、現代と戦時中が交錯する小説です。生きる意味を問われました。最後は感動で涙が滲みます。
無職で住所不定の63歳の新人作家、赤松利市さんの「ボダ子」は本屋で買ってきて一日で読みました。
これは「天上の葦」とは違った意味で衝撃です。登場人物がクソ、クズだらけ(笑)だからなお、ボダ子がますます聖女に見えるのです。
しかし、自伝的小説とあって興味をそらさず、一気に読ませます。赤松利市さんの年齢がそうさせるのでしょうか。救いようがないのがかえってリアルです。
赤松利市さんは、私の中学生時代の英語の先生赤松バンゾウ先生によく似てます(^-^;親戚でしょうか?
とにかく、この二作はおすすめです。香川県出身作家と言えば菊池寛先生ですね。先生同様、お二人とも学生時代から都会住みです。
ずっと香川県にいたのでは才能は持ち腐れだったと思います。香川県は刺激がなくて平和過ぎます。一般人にとっては良いことですけどね。